●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Banco Palmas(ASMOCONP / Instituto Palmas)はブラジル発、地域通貨をもつ住民の銀行。コンジュント・パルメイラは、1970年代にフォルタレザの海岸開発で内陸の沼地へ追い出された約1,500の貧しい家族(多くは漁師)から生まれた。仕事も銀行もなく、稼ぎは“穴のあいたバケツ”のように域外へ流れ出た——1997年、住民の買い物の80%は地域の外で行われていた。 1998年、住民組織ASMOCONPとジョアキン・メロは、ブラジル初の地域開発銀行Banco Palmasを「連帯経済」の理念で設立した。収入証明も保証人も要らない少額融資(隣人が信用を保証する)、富を域内に循環させる地域通貨「パルマス」、そして職業訓練。2011年には域内購買が93%に達し、2008年の住民調査では90%が「暮らしが良くなった」と答えた。モデルはブラジル全土の50〜100超の地域銀行へ複製された。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
コンジュント・パルメイラは、1970年代にフォルタレザの海岸開発で内陸の沼地へ追い出された約1,500の貧しい家族(多くは漁師)から生まれた。仕事も銀行もなく、稼ぎは“穴のあいたバケツ”のように域外へ流れ出た——1997年、住民の買い物の80%は地域の外で行われていた。
1998年、住民組織ASMOCONPとジョアキン・メロは、ブラジル初の地域開発銀行Banco Palmasを「連帯経済」の理念で設立した。収入証明も保証人も要らない少額融資(隣人が信用を保証する)、富を域内に循環させる地域通貨「パルマス」、そして職業訓練。2011年には域内購買が93%に達し、2008年の住民調査では90%が「暮らしが良くなった」と答えた。モデルはブラジル全土の50〜100超の地域銀行へ複製された。
ひとりの物語(N1)
+ before → after
海を奪われた漁師の町で、銀行に相手にされなかった住民が、保証人も収入証明もなく——隣人の信用を担保に——少額の融資を受け、小さな店を始める。客は地域通貨パルマスで支払い、稼ぎは域外へ流れ出ずに町の中を回る。地元の商店は売上が3〜4割伸び、“穴のあいたバケツ”に栓がされていく。
出典の性質:Local Futures / P3 業界メディア/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 開発研究所IDS、Accion/Center for Financial Inclusion、Participedia等が事例研究の対象とし、書籍『People Money』『Sharing Cities』にも収録。2008年の住民調査では90%が『暮らしが良くなった』と回答し、域内購買は1997年の20%から2011年に93%へ。ブラジル全土で50〜100超の地域銀行に複製された。P3 学術/開発機関 / Institute of Development Studies (IDS) / Accion(CFI)
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 雇用・所得効果の独立した定量検証
- 地域通貨モデルの資金的持続性
- 複製先での効果差
問い直しの視点
雇用創出(直接約700・間接約2,500)や地元商店の売上+30〜40%、住民満足90%などはASMOCONP・調査ベースの推計で、独立したRCT型のアウトカム検証ではない。地域通貨・連帯金融モデルは資金面の持続性が初期から課題で、外部資金や制度環境に左右される。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。