Be My Eyes(ビー・マイ・アイズ)は、2015年に視覚障害の当事者Hans Jørgen Wibergがデンマークで立ち上げた、支援技術のアプリだ。盲や弱視の人が、ライブ動画を通じて世界中の晴眼のボランティアとつながり、ラベルや賞味期限を読む、見知らぬ場所を歩く、服の色を合わせる、郵便物を仕分ける——といった日常のタスクを、その場で手伝ってもらえる。利用は無料。2023年にはOpenAIのGPT-4を使った『Be My AI』が加わり、ボランティアを待たずにAIが画像や場面を説明する。企業向けには、Microsoftの障害者サポート窓口などと組む『Specialized Help』もある。いま利用者は約75万人、晴眼のボランティアは約800万人、150か国・185言語に及び、AI支援セッションは350万を超える。世界には盲/弱視の人が3.4億人いるとされ、Be My Eyesは『AIを、盲の人の実体験に沿って包摂的にする』ことにも取り組む。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Be My Eyesは世界中の目を借りて、自分の暮らしを取り戻す。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q3時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
盲/弱視の人にとって、ラベルを読む・場面を把握するといった日常が壁になる(before)。Be My Eyesで、Juliaは「地球の反対側の誰かが私の台所にいて手伝ってくれるなんて、ただただ驚き」と語り、Robertoは「Be My AIはいつもそばにいるAIの友人のよう。視覚世界に前例のないアクセスを得て、より自立できるようになった」と語る(after)。無料・24時間・185言語で使える。
出典の性質:Be My Eyes/Google Play / P1 一次/独立(ストア)/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 2015年、視覚障害当事者Hans Jørgen Wibergがデンマークで設立。無料アプリで盲/弱視の人と晴眼のボランティアをライブ動画でつなぐ。350万超のAIセッション・月1.6万新規。Microsoftとの連携ではサポート通話を20分→4分に短縮。インパクト投資家Enable Ventures($6.1M)が『AI for goodの模範』と評価。P2 独立(専門メディア) / ImpactAlpha
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 営利企業(インパクトVC出資)で
- 収益は企業契約とAIデータ提携(Microsoft/OpenAI/Metaへの動画データ提供
- opt-out/匿名化あり)に依存。privacyとBig Tech依存の論点。
- 低所得国・非英語圏での実効的到達、AIデータ提携のprivacyガバナンス、Big Tech依存でない持続、AI描写の精度と当事者主権、支援の質のアウトカム測定。
問い直しの視点
+は、盲/弱視の人(人)への、リアルタイムの視覚支援による自立と尊厳という作用で、利用者に無料で、当事者が創業し、800万人のボランティアと150か国という規模を持ち、Enable Ventures等インパクト投資家が『AI for goodの模範』と評価する。留保は、これが営利企業(インパクトVC出資)であり、収益を企業契約とAIデータ提携(Microsoft/OpenAI/Metaへの動画データ提供)から得ていること、そのデータ利用にopt-out・匿名化はあるが privacy と Big Tech への依存という論点があること。無料・当事者創業・大規模という genuine な+を重く見つつ、営利・データ提携ゆえBの中に置く。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。