Cotopaxiは、「Gear for Good(善のための道具)」を掲げ、アウトドアギアを売って世界の貧困と闘う米国の会社だ。2013/14年、Davis Smithがソルトレイクシティで創業し(社名はエクアドルのCotopaxi山)、Public Benefit Corporationとして社会的目的をDNAに組み込んだ。(2023年にDavis Smithは会長に退き、Damien HuangがCEOに就任した。)B Corpのスコアは125.6と高い。2019年に設立したCotopaxi Foundationは、年商の1%を中南米を中心とした貧困削減NPO(医療・教育・生計)へ多年度助成として配り、助成先のデューデリにはMITの貧困アクションラボ(J-PAL)を用いる。これまでに財団の助成は累計470万人超に届き、2025年だけで$1M超を貧困削減に振り向け21万人超に到達した(CARE Ecuadorの女性主導の農業、マラリア対策など)。製品も、2024年時点で96%超が再生・廃材(デッドストック)・第三者の責任認証素材のいずれかを含む。一点物のDel Díaは余り生地から作られ(2025年は84万ヤード超=サッカー場約7,000面分)、再販Más Via(ThredUp)も回す。サプライヤー監査で倫理違反が見つかった際は是正と週次会議で対応するなど、課題も率直に扱う。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Cotopaxiは善のための道具——売って、貧困と闘う。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
中南米の、貧困のなかで暮らす人々。Cotopaxiは「ギアを売るのは、インパクトを生むためだ——逆ではない」と言い切り、年商の1%をCotopaxi Foundationから、医療・教育・生計で貧困を減らすNPOへ多年度助成として配る。助成先の選定にはMITの貧困アクションラボ(J-PAL)を用い、2025年だけで21万人超、累計では470万人超に届いた。CARE Ecuadorの女性主導の農業事業や、マラリア対策などが含まれる。出典の性質:独立メディア+財団開示。
出典の性質:Suston Magazine / Cotopaxi Foundation / P2 独立メディア(Suston/業界誌)/財団開示/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- B Corpのスコアは125.6(中央値50.9)と高く、Public Benefit Corporationとして社会的目的を法的構造に組み込む。2024年時点で96%超の製品が、再生・廃材(デッドストック)・第三者の責任認証素材のいずれかを含む。P1 第三者認証(B Corp) / B Lab
- 一点物のDel Díaコレクションは繊維産業の余り生地(デッドストック)から作られ、2025年は84万ヤード超(サッカー場約7,000面分)を使用、新品生地比で炭素を約30%削減。再販Más Vida(ThredUp経由)では7,343点を再循環し97%が売り切れた。P2 独立メディア/自社開示 / Suston Magazine / Cotopaxi
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- サプライヤー監査で見つかった倫理違反の是正(透明に対応中)
- 助成の到達人数の独立検証
- サプライチェーン脱炭素
- サプライチェーンの脱炭素・労働者保護・是正、財団助成の拡大、デッドストック・再販の拡充。
問い直しの視点
中核の+は中南米の貧困削減(人)と廃材・再生素材(自然)で、B Corp(スコア125.6)・J-PALによる助成先評価・独立報道という裏づけがある。一方、財団の便益はNPO助成という波及型で、到達人数は自社・助成側の集計が中心。サプライチェーンの労働(倫理違反の発見と是正)は継続課題で監視に置く。価格帯は相対的に余裕のある消費者向け。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。