Dopperは、使い捨てプラスチックをやめる一本の再利用ボトルで、海とネパールの水を変えようとするオランダの会社だ。2009年、創業者Merijn Everaartsが、海のプラスチックで命を落とすアホウドリのドキュメンタリーに衝撃を受けて始めた。ボトルとカップが一体になった3部構造の設計で、水道水を飲み、使い捨てを断つことを促す。B Corpのスコアは132.8と世界の上位10%に入り、環境分野ではBest for the World(従業員10〜49人の上位5%)。2022年からカーボンニュートラル。全製品がCradle to Cradle認証で、Dopper Originalは世界初のC2C Goldのボトルコレクション。Dopper Foundation(2013)は純売上の5%を水・衛生事業と教育に充て、とりわけネパールに注力する。オランダのNGO SimaviとカトマンズのソーシャルエンタープライズSmartPaaniと組み、数百の給水点とトイレを各地に整え、これまでに約9.3万〜13万人のネパール人に安全な飲み水を届けた。2020年に始めた『Dopper Wave』は、使い捨てボトルを断つ運動として7,000人超・900団体超が誓約。利用者全体では累計9,900万kgのプラを海から救ったと算定する。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Dopperは使い捨てをやめる一本——海と、ネパールの水へ。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
淡水の大貯水池のすぐ隣にありながら、多くが安全な飲み水を持たないネパール。Dopperは売れた一本ごとに、オランダのNGO Simavi(女性と少女に水・衛生・平等な機会を)とカトマンズのSmartPaaniと組み、各地の村に給水点とトイレを整えてきた。15年で約9.3万〜13万人に安全な飲み水を届け、衛生の教育も広げる。海の使い捨てを断つ一本が、遠い村の蛇口にもつながる。出典の性質:自社開示+NGO連携(独立の裏づけとしてB Corp・Cradle to Cradleを併記)。
出典の性質:Dopper / Simavi / SmartPaani / P2 自社開示/NGO連携/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- B Corpのスコアは132.8で世界の上位10%、環境分野ではBest for the World(10〜49人企業の上位5%)。全製品がCradle to Cradle認証で、Dopper Originalは世界初のC2C Goldのボトルコレクション。2022年からカーボンニュートラル。P1 第三者認証(B Corp/Cradle to Cradle) / B Lab / Cradle to Cradle
- 2020年の世界海洋デーに始めた『Dopper Wave』は、水道水を飲み使い捨てボトルを断つよう個人と企業に呼びかける運動で、7,000人超・900団体超が誓約。利用者全体では累計9,900万kgのプラを海から救ったと算定し、無料の給水地点を探せるアプリやGoogle Maps連携も提供する。P2 自社開示/独立メディア / Dopper / Green Matters
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- ネパール便益の独立検証
- Original以外の中国製造に伴うサプライチェーン(BSCI下)
- 海洋プラ削減量の算定根拠
- Dopper Waveの拡大、リサイクル・循環設計の深化、ネパールの水・衛生・教育(Water & Waste Academy)の継続。
問い直しの視点
中核の+は使い捨て・海洋プラ削減(自然)とネパールの水アクセス(人)で、B Corp(132.8・Best for the World)・Cradle to Cradle Gold・独立のデザイン賞という強い裏づけがある。一方、ネパールの便益はNGO経由の波及型で到達人数は自社・パートナーの算定が中心。Original以外は中国でBSCI行動規範下に製造されており、サプライチェーンは監視に値する。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。