Du'Anyamは、母親たちが伝統の椰子葉編みで現金収入を得ることを通じて、母子の健康を守るインドネシアの社会的企業だ。2014年、ハーバード公衆衛生大学院を出たAzalea Ayuningtyasと高校時代の友人Melia Winata・Yohanna Kerafの3人が、東ヌサ・トゥンガラ(NTT)フローレス島で創業。名はdu'a(現地語で『母』)とanyam(『編む』)を掛ける。NTTは妊婦の約45%が慢性エネルギー不足に陥る、母子死亡率の高い地域だ。女性たちはもともとロンタル椰子葉のかご細工に長けていたが、若い世代には稼げない技能とみなされ廃れかけていた。Du'Anyamは品質・デザインの研修と販路(国内企業ギフト・ホテル、韓・日・豪・米への輸出)を提供し、農作業より身体負荷の軽い在宅労働で年間を通じ現金を得られるようにする。その現金が栄養ある食事・受診・地元の妊産婦貯蓄制度へのアクセスを開く。450人超の織り手・17村から、Berau(カリマンタン)、Nabire(パプア/女性エンパワメント・児童保護省と連携)などへ広がり、年24,000点超を生産、所得は最大+40%とされる。2018年アジア競技大会の公式マーチャンダイザーにも選ばれた。
B
NARRATIVE VALUE
たしかさ
●●○ 中
●●○ 中
ABCDEFG
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
判定時点:2026-Q2ステータス:現役顧客類型:B2C/B2B(企業ギフト・ホテル)天井理由:確定−なし
推移2026-Q2B履歴は四半期ごとに増えます
Du'Anyamは母たちが編むことで、母子の健康を守る。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
36歳・7人の子の母Mama Maria Nuli Uranは、妊娠中も畑で働き、栄養も足りなかった。すでに3人の子を失っている——1人は死産、1人は生後1か月未満、1人は1歳前に亡くした。お金の心配から出産で診療所へ行くのを避け、6度目の妊娠では合併症が起き、2時間かけて診療所へ運ばれた。椰子葉編みで年間を通じ現金が入るようになったことで、こうした母たちが栄養ある食事・受診・妊産婦貯蓄に手を伸ばせるようになる、というのがDu'Anyamの狙いだ。
出典の性質:DBS Foundation / Now Jakarta / P3 業界/準独立メディア(DBS財団・Now Jakarta)/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 450人超の織り手・17村から、カリマンタン(Berau)・パプア(Nabire/女性エンパワメント・児童保護省と連携)等へ展開。年24,000点超を生産し所得は最大+40%とされる。2018年アジア競技大会の公式マーチャンダイザー、2019年CECT Sustainability Award(創造産業の社会的企業部門)を受賞。P4 業界団体表彰/公式採用 / Tatler Asia / Instellar
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
監視中(未確定のため評価に入れていない事項)
- 所得増(+40%)・母子保健アウトカムの独立検証。プログラム/自社報告依存。
これから(評価には含めない)
- より多くの村・素材(パプアの樹皮、東ジャワのケナフ等)への拡大、母子の栄養・教育プログラムの深化。
問い直しの視点
中核の+は、辺境の女性の所得と母子保健・文化継承(人)で、DBS財団・CECT賞・アジア大会公式採用という独立/準独立の裏づけがある。一方、所得+40%や母子保健アウトカムの改善は自社/プログラム報告が中心で、健康指標への因果の独立検証が課題。
出典
+N1DBS Foundation / Now Jakarta|Women in Indonesia are weaving a better future … / Support Women Weavers|2020|🔗
+作用Tatler Asia / Instellar|Azalea Ayuningtyas / Du'Anyam Receives Investment from Northstar Foundation|2019|🔗
監視中(複数)|効果指標の独立検証|2020|出典URLを確認して記入
この評価の読み方
A 独立検証された+があり、確定した−が無い
B +に寄る。独立の裏づけがある
C 混在。確定−が上限を作る/未検証が多い
D 重大な確定−が上限を作る
E 深刻な−が組織の中心に及ぶ
F 深刻・体系的で救いの+が乏しい
G 極限的な事例のみ
評価の対象外 中核の目的が違法な主体
判定保留 +−とも独立材料が乏しい
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。