D×P(ディーピー)は、「10代の孤立」を解決し、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」をつくることを掲げる認定NPOだ。理事長の今井紀明は、高校生のときイラクで武装勢力に人質にされた「イラク人質事件」の当事者で、帰国後は「自己責任」のバッシングを浴びて対人恐怖症になり、恩師と一人の友人に支えられて社会に戻った経験を持つ。親や先生に否定されてきた中退・不登校の10代と自身の体験が重なり、2012年にD×Pを設立した。経済困窮や家庭の事情で孤立しがちな若者が頼れる先をつくるため、LINE相談「ユキサキチャット」(13-25歳、登録1.3万人超)で全国から相談に応じ、定時制高校の授業や居場所、大阪ミナミの繁華街近くのナイトユースセンターを運営し、食糧支援は20万食を超え、現金給付も8,000万円近くに達する。活動費のほとんどを寄付でまかない、寄付型で持続できる稀少なNPOだ。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
認定NPO法人D×P(ディーピー)は10代の孤立に、頼れる先をつくる。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q3時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
家で一人「もう死ぬしかない」と思って寝転がっていた17歳——これがbefore。SNSでふと呟いた気持ちに声をかけられ、ユキサキチャットを紹介され、期待せず相談すると親身に話を聴かれ、誰にも言えなかった親からの暴力まで話せ、「親と離れて生きる選択肢もあるのかもしれない」と思えた(after)。受益は集団として現れる:ユキサキチャットには13-25歳の若者1.3万人超が登録している。
出典の性質:認定NPO法人D×P / P1 一次/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 2012年設立(2015認定NPO)。「10代の孤立」に取り組み、LINE相談ユキサキチャット(13-25歳、登録1.3万人超)、定時制/通信制高校の授業・居場所、大阪ミナミのナイトユースセンター、食糧支援20万食超、現金給付8,000万円近く。活動費ほぼ寄付。理事長今井はイラク人質事件の当事者で、当事者性が活動の原点。P2 独立(報道) / スパイスファクトリー/SpaceshipEarth
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 寄付依存。若者支援のアウトカム測定が困難。組織規模(約40名)。
- 孤立13-19歳の30%(15万人)へつなぐ2030目標の進捗、アウトカムの可視化、寄付基盤の拡大と持続、支援員のバーンアウト防止。
問い直しの視点
+は、経済困窮・虐待・不登校・中退・ヤングケアラーなどで孤立する10代への、つながり・居場所・相談・食糧・現金給付、そして「自分の未来に希望を持てる」土台(人)で、13年の歩み、認定NPOとしての位置、ユキサキチャット1.3万人・食糧20万食・現金給付8,000万円という具体、創業者自身の当事者性がある。留保として、寄付依存(だが寄付で持続できる稀少例)、若者支援のアウトカム(その後の人生への効果)の測定が難しいこと、組織規模(約40名)。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。