Ecoalfは、「BECAUSE THERE IS NO PLANET B(第二の地球はないのだから)」を掲げ、海のごみや廃材から、非再生品と同等の品質・デザイン・機能を持つ服をつくるスペインのファッションブランドだ。2009年、資源の浪費と廃棄への憤りからJavier Goyenecheが創業。再生PETボトル、漁網、ナイロン端材、古タイヤ、コーヒーかす、産業端材の綿・羊毛などから300〜500超の再生生地を開発し、2021年以降だけで4,400万本超のペットボトルを再生してきた。中核はEcoalf Foundationの『Upcycling the Oceans』(2015〜)——スペインのVillajoyosaでわずかWeb3人の漁師から始まり、いまや漁師が網にかかる海洋ごみを港に持ち帰り、選別・処理してOcean Yarn(再生ポリエステル)へと生まれ変わらせる。スペインで43〜71港・2,500人超の漁師が参画し、イタリア・ギリシャ・フランス・エジプト、さらにタイへと広がって、850〜1,900トン超の海洋ごみを引き上げた(うち服に使えるPETは約9%で、残りは他産業へ回す)。スペイン初のB Corpで、Best for the World 2022、2020年のSchwab Foundation Social Innovators賞などを受ける。2030年ネットゼロ、インド・グジャラートの再生綿(Materraと4,000農家)にも取り組む。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Ecoalfは第二の地球はない——海のごみから、同等品質の服を。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
地中海の漁師たち。網にかかる海洋ごみは、かつては再び海へ戻されるか、ほかのごみと混ざって行き場を失っていた。Ecoalf Foundationの『Upcycling the Oceans』では、漁師がそれを港に持ち帰り、専用コンテナに入れ、選別・処理を経てOcean Yarn(再生ポリエステル)に生まれ変わる。スペインのVillajoyosaでわずか3人の漁師から始まったこの取り組みは、いまや2,500人超の漁師が参画し、漁師こそがこのプロジェクトの主役だ。出典の性質:独立(WIPO/Deutsche Bank)+財団開示。
出典の性質:WIPO / Deutsche Bank / Ecoalf Foundation / P2 独立(WIPO/Deutsche Bank)/財団開示/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- スペインのファッション企業として初めてB Corpを取得し、Best for the World 2022に選ばれた。2020年のSchwab Foundation Social Innovators賞など国際的な評価も受ける。再生PET・漁網・古タイヤ等から300〜500超の再生生地を開発し、2021年以降だけで4,400万本超のペットボトルを再生した。P1 第三者認証/受賞(B Corp/Schwab) / B Lab / Schwab Foundation
- 『Upcycling the Oceans』は2015年に始まり、スペインの43〜71港で2,500人超の漁師が参画、イタリア・ギリシャ・フランス・エジプト・タイへ広がって850〜1,900トン超の海洋ごみを引き上げた。回収ごみのうち服に使えるPETは約9%で、残りはNGOを通じて他産業へ回し第二の生を与える。P2 独立メディア/財団開示 / Deutsche Bank / Ecoalf Foundation
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 回収ごみの服用PET比率の低さ・海洋プラ全体への寄与度
- アパレルのフットプリント
- 各地工場のサプライチェーン
- 地中海全域・他国への『Upcycling the Oceans』拡大、Clean Rivers Save Oceans(河川)、再生農業(Materra)、2030ネットゼロ、再生・低負荷素材の深化。
問い直しの視点
中核の+は海洋ごみの回収・再生(自然)と漁師の参画(人)で、スペイン初のB Corp・Best for the World・Schwab Foundation賞・WIPO等の独立評価という裏づけがある。一方、回収ごみのうち服に使えるPETは約9%にとどまり(残りは他産業へ)、海洋プラ全体に対しては一部。アパレルは規模に比してフットプリントを伴い、価格帯は余裕のある消費者向け。工場は素材の調達地に応じ各地にある。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。