友善大地社會企業(Friendly Land)は、「人と生きものが同じ土地で共に生きる」生態農業を広げる台湾の社会的企業だ。2010年に「友善大地有機聯盟」として、台湾を再び美しい有機の島に、と願う若者たちが台南・官田で発足し、2011年に有機農民の出資で法人化された(営運長は楊從貴)。中核は、慈心有機農業発展基金会とともに進める「緑色保育標章」だ。これは人の健康を起点とする通常の有機認証と異なり、田畑がその土地の生きものと共存できることを重視する生態農業の証で、農薬を使わないだけでなく、竹林を切り払って認証を取るような「生きものを締め出す有機」を戒める。象徴は、菱角(ひしの実)の田に巣をつくる水雉(別名「菱角鳥」)だ。友善大地は全台約80の友善農場と「保価収購(保証価格での契作)」で結び、収量の不足を補い、若者の帰農を後押しする。新北市・台南市の学校給食へ週約2トンの有機野菜を供給し、子どもたちの食卓と地域の田畑をつないでいる。
B
NARRATIVE VALUE
たしかさ
●●○ 中
●●○ 中
ABCDEFG
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
判定時点:2026-Q2ステータス:現役顧客類型:B2B/B2C天井理由:確定−なし
推移2026-Q2B履歴は四半期ごとに増えます
友善大地社會企業(Friendly Land)は生きものと共に実る——水雉が舞う菱角田の緑色保育。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
台南・官田の菱角(ひし)の田は、水鳥の水雉(別名「菱角鳥」)が巣をつくり棲む湿地でもある。友善大地は慈心とともに、土壌検査と総合的病害虫管理(IPM)で農薬に頼らない友善耕作を支えた。2023年の取り組みでは、土壌pHを4.96から5.90へ改善し、菱角の収穫は年3回から5回へ、0.1ヘクタールあたり660kgから1,140kg(+73%)に増え、農家の収益は50〜100%増えた。生きものの棲み家を守りながら、農家の暮らしも実った。
出典の性質:社會創新平台(経済部) / P1 公的記録(社會創新平台)/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 友善大地は荒野保護協会・慈心有機農業発展基金会と連携して緑色保育(生態農業)を推進し、新北市・台南市の学校給食へ有機野菜を週約2トン供給。農糧署からは友善環境耕作の推広団体として認定されている。P1 公的認定/NGO連携 / 荒野保護協会 / 農糧署
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
監視中(未確定のため評価に入れていない事項)
- 緑色保育の生態系効果・供給規模の長期データの限界。なお過去に海外からの取引を装った詐欺の被害(未遂)に遭ったが
- これは被害者であり受託責任の−ではない(非算入)。
これから(評価には含めない)
- 緑色保育標章の市場での定着、学校の食農教育との連携、菱郷米の海外少量輸出。
問い直しの視点
中核の+は、生物多様性を守る友善耕作(自然)と、小農の生計安定・地域再生(人)で、農糧署の友善環境耕作推広団体としての公的認定、慈心との連携、独立メディアの取材という裏づけがある。一方、緑色保育の生態系への効果や供給規模の長期データはなお限られ、たしかさは中。
出典
+N1社會創新平台(経済部)|官田の菱角友善栽培——土壌pH4.96→5.90・収穫年3→5回・収量+73%・農家収益+50〜100%・水雉の棲息環境保全|2023|🔗
+作用荒野保護協会 / 農糧署|緑色保育の推進と学校給食への有機野菜供給・友善環境耕作推広団体としての公的認定|2023|🔗
この評価の読み方
A 独立検証された+があり、確定した−が無い
B +に寄る。独立の裏づけがある
C 混在。確定−が上限を作る/未検証が多い
D 重大な確定−が上限を作る
E 深刻な−が組織の中心に及ぶ
F 深刻・体系的で救いの+が乏しい
G 極限的な事例のみ
評価の対象外 中核の目的が違法な主体
判定保留 +−とも独立材料が乏しい
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。