●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Fundación Paraguayaは自立採算の学校と“貧困の信号機”で貧困をなくす。「私たちは貧しい生徒を受け入れ、教育する。でも卒業しても貧しいまま——貧困は構造的だから」。ある神父のこの言葉が、マルティン・ブルトの出発点になった。 Fundación Paraguaya(1985年創業、ブルトは後に首都アスンシオン市長も務めた)は、四つの道具で貧困に挑む。銀行に相手にされない零細事業者(露天商・縫い子ら、約8.6万人・多くは女性)へのマイクロ信用、若者への起業・金融教育、そして“自立採算の農業高校”——2003年にラ・サール修道会から託された学校を、生徒自身が農産物などの事業を運営して稼ぐ仕組みに変え、2007年に黒字化した。さらに「貧困の信号機(Poverty Stoplight)」は、50指標×6次元を赤・黄・緑で家族自身が自己診断し、自分の計画を立てるツールで、いまや50〜60カ国・800超の組織・58万世帯超で使われる。学校モデルはTeach a Man to Fishとして各国へ広がった。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
「私たちは貧しい生徒を受け入れ、教育する。でも卒業しても貧しいまま——貧困は構造的だから」。ある神父のこの言葉が、マルティン・ブルトの出発点になった。
Fundación Paraguaya(1985年創業、ブルトは後に首都アスンシオン市長も務めた)は、四つの道具で貧困に挑む。銀行に相手にされない零細事業者(露天商・縫い子ら、約8.6万人・多くは女性)へのマイクロ信用、若者への起業・金融教育、そして“自立採算の農業高校”——2003年にラ・サール修道会から託された学校を、生徒自身が農産物などの事業を運営して稼ぐ仕組みに変え、2007年に黒字化した。さらに「貧困の信号機(Poverty Stoplight)」は、50指標×6次元を赤・黄・緑で家族自身が自己診断し、自分の計画を立てるツールで、いまや50〜60カ国・800超の組織・58万世帯超で使われる。学校モデルはTeach a Man to Fishとして各国へ広がった。
ひとりの物語(N1)
+ before → after
農家の娘が、自立採算の農業高校に入る。机の上の勉強だけでなく、有機野菜の畑、チーズ作り、養鶏、農村ホテルといった“本物の事業”を自分で回し、15歳で初めて、自分が育てた野菜が市場でいくらの値打ちになるかを知る。卒業しても貧しいまま、ではない——『魂と冷蔵庫を同時に満たす』術を身につけて、地域に“農村起業家”として戻っていく。
出典の性質:Driving Change / P2 主要メディア/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 独立の社会的パフォーマンス認証Truelift(MicroFinanza Ratingによる審査)で最上位の『Leader Milestone』に到達(中南米で2・3例目、世界で3・4例目)。先住民アチェ等の女子校Mbaracayúは記録映画『Daughters of the Forest』(2016)の題材。WEFやUNDP/Nesta、欧州の反貧困プラットフォーム等にも招かれている。P1 独立認証 / Truelift / MicroFinanza Rating
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 自己診断に依らない独立したアウトカム検証
- 地域・家庭差
- 創設者の政治的役割との関係
問い直しの視点
「貧困の解消」という成果の多くは、Poverty Stoplightの“自己診断”(家族の自己申告)に基づく多次元指標で測られ、所得・健康などの独立したRCT型のアウトカム検証は限定的。自立型農業学校という到達済みのモデルは実証されているが、地域・家庭による差は残る。創設者は政治家(首都市長等)でもあり、公的領域との関係は留意点。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。