SPOUTS of Water(スパウツ・オブ・ウォーター)は、2012年にハーバードの学生Kathy KuとJohn Kyeが立ち上げた社会的企業で、本社はウガンダのカンパラにある。彼らが作る『Purifaaya(プリファーヤ)』は、地元の粘土におがくずと銀ナイトレートを混ぜて焼いたセラミックの水フィルターだ。多孔質の陶器が水を通しながら病原体や不純物を捕らえ、ウガンダの水環境省は2015年にその除去率99.9%・飲用可を認定した。約25ドルで2年もち、煮沸も燃料も電気も要らない。SPOUTSはアフリカ最大のセラミックフィルター製造者で、商業販売とカーボンクレジット(Gold Standard、ウガンダ・ルワンダ)を組み合わせ、購買力の乏しい世帯にも改良かまどとともに届ける。Save the Childrenとの提携では1,600台を超えるフィルターが学校に配られ、およそ3万人の子どもに安全な水をもたらした。フィルターの入った学校では下痢や病気が目に見えて減ったという。
●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
SPOUTS of Water(Purifaaya)は地元の粘土から、煮沸のいらない安全な水を。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q3時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
ウガンダでは水因性疾患が5歳未満児の主要な死因の一つで、多くの学校が煮沸/塩素消毒した飲料水を用意できない(before)。Save the Childrenとの提携で2015年11月以降1,600台超のPurifaayaが学校に配られ、約3万人の子に安全な水が届いた。フィルターの入った学校では下痢や病気が目に見えて減った(after)。
出典の性質:United Nations(SDG blog) / P2 独立(国連)/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 地元の粘土で作るセラミックフィルターPurifaaya(99.9%除去、約$25・2年もち、煮沸/燃料/電気不要)。世帯で下痢85%減・煮沸燃料費約$680の節約・薪/木炭削減による炭素削減の報告。人(健康)と自然(森林/炭素)の両面。P2 独立(第三者) / World Centric
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 商業販売+カーボンクレジット依存のモデル。下痢削減・節約・炭素削減の数値は一部が自己/パートナー申告。
- 世帯・学校への到達拡大、カーボンクレジットに依存しない持続、健康・森林効果の独立した定量化、フィルター交換・メンテの継続、最貧層への価格アクセス。
問い直しの視点
+は二つの面を持つ。人への面——煮沸なしで安全な飲料水を得られ、下痢や水因性疾患が減り(ある評価では下痢85%減)、煮沸用の燃料代(約$680/世帯)が浮く。自然への面——薪や木炭で水を煮沸する必要が減り、森林伐採と炭素排出が抑えられる(地元の粘土を使い、循環的でもある)。政府が99.9%除去を認定し、地元で製造される点も強い。留保は、商業販売とカーボンクレジットに依存するモデルであること、下痢削減や節約の数値が一部は自己・パートナー申告であること。人・自然の両面の genuine な+を認めつつB/中とする。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。