●●○ 中
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Wecyclersはごみを、貧しい街区の収入に変える。ラゴスは1日に約9,000トンのごみを出し、その多くが回収されない——とりわけ、収集トラックが入れない密集した低所得地区で積み上がる。2012年、MITでMBAを取り元IBMエンジニアだったBilikiss Adebiyi-Abiolaは故郷ラゴスに戻り、その問題を収入に変える営利の社会的企業Wecyclersを立ち上げた。 地元の若者が運転する、地元製の貨物自転車“wecycle”が、家々を回ってリサイクル可能物(プラスチック・缶・紙)を集める。家庭は重量に応じたSMSポイントを貯め、食料・日用品・通話分・現金と交換できる。Wecyclersは集めた素材を集約してナイジェリアのリサイクル業者に売り、ラゴス廃棄物管理公社(LAWMA)と連携する。最初の12年で15,000トン超を回収し、数万世帯にサービスを届け、フランチャイズ方式で雇用と小規模事業を生んだ——街区をきれいにしながら、貧しい家庭の手にお金を渡す。 レターはB、たしかさは中。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q2時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ラゴスは1日に約9,000トンのごみを出し、その多くが回収されない——とりわけ、収集トラックが入れない密集した低所得地区で積み上がる。2012年、MITでMBAを取り元IBMエンジニアだったBilikiss Adebiyi-Abiolaは故郷ラゴスに戻り、その問題を収入に変える営利の社会的企業Wecyclersを立ち上げた。
地元の若者が運転する、地元製の貨物自転車“wecycle”が、家々を回ってリサイクル可能物(プラスチック・缶・紙)を集める。家庭は重量に応じたSMSポイントを貯め、食料・日用品・通話分・現金と交換できる。Wecyclersは集めた素材を集約してナイジェリアのリサイクル業者に売り、ラゴス廃棄物管理公社(LAWMA)と連携する。最初の12年で15,000トン超を回収し、数万世帯にサービスを届け、フランチャイズ方式で雇用と小規模事業を生んだ——街区をきれいにしながら、貧しい家庭の手にお金を渡す。
ひとりの物語(N1)
+ before → after
ラゴスの密集した低所得の街区。ごみは積み上がるばかりで、収集トラックは細い路地に入れない——そんな家庭にとって、ごみは“捨てるもの”でしかなかった。Wecyclersに登録すると、地元の若者が貨物自転車でリサイクル可能物を取りに来る。重量に応じてSMSでポイントが届き、食料や日用品と交換できる。街区は少しずつきれいになり、これまで価値のなかったごみが、家計を助ける小さな収入に変わる。
出典の性質:Tony Elumelu Foundation / infrahub.africa / P4 業界団体・事例/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- Wecyclersは2014年のSustainia Award(COP21に向けた“100の解決策”)、2018/19年のKing Baudouin International African Development Prize、2017年のLe Monde Smart Cities国際グランプリを受賞し、創業者は2013年のCartier Women's Initiative Award(サブサハラ・アフリカ)に選ばれた。Echoing Greenフェローでもある。P1 国際的受賞 / Sustainia / King Baudouin Foundation / Cartier Women's Initiative
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 規模拡大と持続性
- アウトカムの独立検証
- 創業者退任後の経営
- 協賛依存と利益相反
問い直しの視点
規模は12年で約15,433トン・数万世帯と、ラゴスの1日9,000トンに対しては限定的。インパクト数値は自社報告が中心で、第三者による定量的アウトカム評価(健康・環境改善)は限定的。創業者は2017年にCEOを退任し州政府の役職へ移った。インセンティブの原資はCoca-Cola・Unilever等(プラスチックの主要生産者)の協賛に依存する面もある。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。