WIBDIは1991年、サモアで女性たちの手で始まった。国連が後発開発途上国に数える島国で、多くの家族は出稼ぎの仕送りに頼らざるを得ない——その依存を、村に居ながら現金収入を得られる有機農業と手仕事で置き換えようとしてきた。183以上の村・1,000を超える農村家族と組み、796の有機認証農場をデジタル地図で束ね、バージンココナッツオイルを英The Body ShopやニュージーランドのEthiqueへ15年以上供給し、コーヒーやカカオも輸出する。年にSAT$600,000超が農村家族の手に渡り、子どもの学費や光熱費を賄い、『仕送り頼みでなく自分の暮らしを自分で握る』ことを可能にする。創業者Adimaimalaga Tafunaʻiは廃れかけたファインマット織りを収入源として復活させ、太平洋有機基準の策定を主導、2012年にはワシントンD.C.のVital Voicesで経済的自立賞を受けた。EIF(EU/WTO)・USAID・CTA(EU/ACP)が事業を独立に記録し、48%(2018)→50%超(2019)の売上増を確認している。
●●● 高
確定した−は無く、独立検証された+が位置(B)を決めています。到達不可の斜線はありません。=非合算メーター
Women in Business Development Incorporated (WIBDI)はサモアの村の有機農家を、世界の棚につなぐ。 レターはB、たしかさは高。未確定の指摘は「監視中」に置いています。(2026-Q3時点・公開情報に基づく試算)
本流のナラティブ
ひとりの物語(N1)
+ before → after
サモアの農村家族の多くは、島に仕事が乏しく、家族が出稼ぎに出て仕送りする『外部収入依存』の社会に組み込まれてきた——これがbefore。WIBDIは183以上の村で有機認証農業と手仕事の販路を作り、年SAT$600,000超を家族の手に渡す。これにより家族は子どもを学校に通わせ、光熱費を払い、『仕送りに頼るのでなく自分の暮らしを自分で握る』ことができるようになる。創業者Tafunaʻiが復活させたファインマット織りは、廃れかけた技を織り手女性の収入へと変えた。受益は個人名というより農村女性・織り手の集団として現れる。
出典の性質:CTA(EU・ACPの共同機関) / P1 独立(EU/ACP機関)/+作用は−の埋め合わせには用いていません。
+方向の作用/−方向の作用
+ 方向の作用
- 1991年設立。183村・1,000超の農村家族、796の有機認証農場。The Body Shop(英)・Ethiqueへ有機ココナッツオイルを15年超供給、C1Espressoへコーヒー。年SAT$600,000超を農村家族へ。EIF支援下で売上48%増(2018)→50%超(2019)。太平洋有機基準の策定を主導。Tafunaʻiは2012年Vital Voices経済的自立賞。P1 独立(EU/WTO機関) / EIF(Enhanced Integrated Framework/EU・WTO)
− 方向の作用(確定)
- 確定−なし。
- 単一輸出品(ココナッツオイル)需要への依存と価格・気候ショック。援助資金への一部依存。個人N1の独立検証。
- 高付加価値品(特産茶・カカオブロック・乾燥バナナ)の輸出拡大、農業観光(エコリトリート)、Farm to Tableで国内ホテル・レストラン需要の8割を地場供給、若手(特に女性)の『オーガニック・ウォリアーズ・アカデミー』。
問い直しの視点
中核の+は、農村女性・家族の現金収入と自立(人)+有機農業・在来種保全・生物的防除(自然)で、30年超の運営歴、The Body Shop/Ethiqueの実供給、Vital Voices・EIF・USAID・CTAという独立の裏づけが揃い、たしかさは高い。留保としては、輸出需要(ココナッツオイル)への依存で価格・気候ショックに脆弱な点、個別農家のbefore→afterが集団の物語として語られがちな点(個人N1がやや弱い)。
出典
この評価の読み方
- 到達できる上限(天井):確定した−が上限を決め、独立検証された+がその内側で位置を決めます。+は−を打ち消しません。
- 証拠の重みは対称ではありません:−は確定のみ算入し、係争・指摘の“量”は「監視中」に。+は独立材料で数え、自社の広報は「参考」とします。
- 大きさは価値ではありません:規模は評価に使いません。投資家・株主・制裁・営業秘密などお金や競争にとどまる事柄も評価に入れません。
- 評価(レター)と たしかさ(情報の確からしさ)は別の軸です。