Q1ナラティブバリューとは何ですか?
組織の「数値では測れない価値(非財務的な価値・無形の価値)」を集めたデータベースです。組織が掲げたナラティブ(自らについて語る物語)と、独立した情報源で検証された実態との距離を、人・動物・自然・これからの世代への+/−の作用として、A〜G・判定保留で映します。ESG・無形資産・人的資本・社会的インパクトといった既存の指標データベースを置き換えるものではなく、補完します。順位表ではなく「鏡」です。
Q2「数値では測れない価値」とは、具体的に何を指しますか?
財務諸表や株価には表れにくい、人・動物・自然・これからの世代への実際の作用のことです。ESG(環境・社会・ガバナンス)、人的資本、従業員エンゲージメント、企業文化、社会的インパクトといったテーマと重なりますが、投資家向けの財務的重要性(マテリアリティ)に寄せるのではなく、保護対象そのものへの作用を中心に見ます。お金や競争にとどまる事柄(投資家・株主・制裁・営業秘密など)は対象外です。
Q3ESGスコアや統合報告書、EDINETの人的資本開示と何が違いますか?
それらは主に「投資家・企業評価の視点」で、多くが企業自身の開示(自己申告)や指標の集積です。ナラティブバリューは、組織が掲げたナラティブと、第三者認証・学術研究・主要メディア等の独立した材料で確かめられた実態との「距離」を、外部の視点から言語化します。指標を網羅することではなく、物語の誠実さと作用の質を見る点が異なります。両者は競合ではなく補完関係にあります。
Q4OpenWorkやGreat Place to Work®(働きがい)とはどう違いますか?
従業員エンゲージメントや組織風土のデータベースは「働く人の視点」から組織を測ります。ナラティブバリューは対象を従業員だけでなく、動物・自然・これからの世代にまで広げ、組織が社会全体に与える作用を見ます。従業員満足という一断面ではなく、掲げた理念と検証された実態の距離を扱う点が異なります。
Q5B Corp認証や社会的インパクト評価とは何が違いますか?
B Corpは企業の自己申請と監査による「認証」です。ナラティブバリューは第三者を認証したり総合スコア(Rating)を付けたりはしません。公開情報にもとづき、掲げた物語と実態の距離を意見・論評として示すだけです。社会的インパクト評価と関心は近いですが、当サイトは特定の主体を採点せず、+の作用は独立した出典に限って数えます。
Q6どのように見立て(評価)をつくっていますか?
各組織について、まず+方向の「ひとりの物語(N1)」を出典つきで示し、本流のナラティブ(+の実態)を厚く描きます。そのうえで「問い直しの視点」「監視中(未確定で算入しない事項)」を分け、確定した−(裁判・行政の確定処分など)だけが到達できる上限(天井)を決めます。+は−を打ち消しません(非合算)。判定基準はオープンソースで公開しており、誰でも同じ基準で見立てを作れます。
Q7これは客観的な「事実のデータベース」ですか?
いいえ。掲載内容はAIが公開情報から生成した意見・論評であり、事実の断定ではありません(公開情報に基づく試算ドラフト)。十分に検証できない場合は「判定保留」と表示します。だからこそ判定基準を公開し、運営者が結果を個別に書き換えることはしません。これは順位表ではなく、現在地を映す鏡です。詳しくは注意・免責をご覧ください。
Q8掲載されている組織の数と範囲、更新頻度は?
2026年時点で367組織を掲載し、日本語・英語の両方で読めます。営利・非営利・NGOを問わず、人・動物・自然・これからの世代への作用が見える組織を対象にしています。各見立てには判定時点を併記し、四半期ごとに見直します。訂正・反論の窓口としてお問い合わせフォームも設けています。